時計の針は戻せない

(以下転載)
小中生の携帯所持禁止を提言へ=教育再生懇が一致
5月17日15時1分配信 時事通信


 政府の教育再生懇談会(座長・安西祐一郎慶応義塾塾長)は17日、都内で会合を開き、小中学生に携帯電話を持たせないよう保護者らに求める提言を、今月末にまとめる一次報告に盛り込むことで一致した。報告には、小中学生が使う携帯電話の機能を、通話や居場所確認に限定するよう携帯電話業界に求めることなども盛り込む。
 会合で、町村信孝官房長官は「携帯電話を使った犯罪が多発しているので、携帯会社任せにせずに規制を考えることが必要ではないか」と述べた。山谷えり子首相補佐官は会合後の記者会見で、「携帯を強制的に持たせないわけではないが、教育的視点から、保護者や業界に深く考えてもらうよう、メッセージを発信したい」としている。
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既に携帯電話は小中学生に広がり、それにより様々なビジネスモデルも成立している。
いまさら所持禁止したって、持つ子供は持つし、緊急連絡の際にこれがないとどうしようもない状況=携帯電話の普及による公衆電話の減少=にもなっている。
フィルタリング強化と機能制限(通話とメールのみ)ぐらいしか今からでは手は打てないよ。
やるんだったら携帯電話が普及し始めた時点で子供向け携帯は通話とメール(しかも登録済みアドレスのみ送受信可能のもの)機能限定機種を開発しとくべきだったんだ。
動き出した時計の針は戻せない。後はどのように使いこなすのか。それだけだ。