カルドセプト回想録・その1 約10年前の話

1997年…

当時、MTGなんかのトレーディング・カードゲームが流行り始めていた。
が、そんなにカードを集めてたら、集め始めたら多分財布がパンクするだろうなぁ。と言う予感がしていたので興味はあるもののそっちに手を出すことは無かった。

そんな時、カルドセプトが発売されたのだった。
で、正式発売の一日前に手に入れたにもかかわらず…なぜか開封しないまま、大阪南港で行われたセガのプロモイベント(確かセガサーカスとか言ったように思う)に出かけた。

そこで、他のカードを使ったゲーム(タロットカードを使った対戦ゲームだったが…名前わからん)のデモを見た。
正直、わけわからんかった。
で、次にカルドセプトのデモを見た。
思った。

『うわ…これって反撃(下克上)できるモノポリーやん』

モノポリーは好きだった。が、不満があった。
モノポリーは一旦得た土地は持ち主が売却しない限りはその持ち主のものだ。
『土地代払う前になんか反撃させてくれてもええやんかぁ』と言う妙な欲求不満が心の奥底にどろどろしていたのだ。私の中で。

このカルドセプトはそれを解消してくれるゲームだと判った。

俄然、戦る気が出てきた。

帰宅後、早速カルドセプト開封してサターンにかけてみた。

…面白い。

派手な戦闘シーンは無い。カードが2枚(サポートカードがそれぞれ1枚付けられる)画面上に現れて片方からもう片方へ攻撃&防御するアニメーションが出るだけだ。
だが、それが脳内で変換されてなんか物凄いスペクタクルなものを見ているような気になった。

COMキャラと様々な戦いを繰り返し、貯まってきたカードを編集しまた戦い、と食う寝るよりは遊ぶ、仕事だけはなんとかやってるけど後はかなりいい加減。今までなったことは無かったけど、ゲーム廃ってのはこういうことを言うんだろうな〜、等と思いながら遊んでいたのだった。

(以上、yahooブログより転載後一部改変)

カルドセプト

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