光市母子殺害事件に思う。

結論として、死刑判決は当然だろう。
あくまでもこの事件の報道を読んで、読み続けてきた「私」としての感想だが。
まず、最初の頃の報道を読んで、私はこの犯人は母子の母親を殺して犯し、泣き叫ぶ子供を床に叩きつけた上絞め殺した「人間として最低の屑」と認識した。
そして、留置場から友人に送った手紙の内容*1を読んで「もうコイツ救いようが無いボケカス」と更に認識を深めた。
で、今度の裁判で21人の弁護団*2乗せられて魔界転生」だの「ドラえもん」がどうたらこうたら…
精神異常者を装って腐れ人殺しが自分だけは死刑を逃れようとする悪あがきにしか見えないね!
私が一番怒りを覚えるのはむしろ犯人でなくて弁護士と称するあの21人の頭のいいバカ共だ。
あんな脳みそが茹だったようなふざけた弁明を「新証言」として通そうとするなんて正気ですか?
死刑になりそうなら刑法39条*3を適用してでも死刑回避したいと言うような「まず死刑回避ありき」な戦術ですか?
勝つ=死刑回避=為なら何をやってもかまわないと、そういうことなんですか?
…いくら弁護士は被弁護人のために尽力するとは言ってもその方向がズレてます、捩れてます、*ってます
厳罰化厳罰化と言いますが、「神」の無い、いや多すぎ*4て全てが信仰できない大きな規律が示せないこの国、法律が「神」の代理とならなければこれからも腐れた犯罪はなくならないのではないか?
そんな風に思える事件の一応の結論でした。

追記:
いささか泥縄ではありますが、これを書き上げてからこの事件の報道に関するサイトを少々見て、自分の中にある「犯人」の心象については「少しだけ」変わりました。
マスコミの報道の仕方にかなり問題があり、私もソレを刷り込まれていることは理解しました。
21人の弁護士の主張なども知ることが出来ました。少なくとも「弁護士と称する21人の頭のいいバカ共」については言いすぎであると認めてもいいぐらいには。
しかし、どちらにしろどんな事情があるにしろ人殺しは人殺しなのです。
しかも、この人殺しは初めから暴行と強盗を目的とし、一市民の小さくても平和で幸せな生活を崩壊に追い込んだのです。


「代償はその命で購え」という結論は私の中では変わりません。

*1:『何年かしたら世の中に出てきて〜』云々、『男は女を求めるこれ自然の摂理〜』云々

*2:コイツラも何が何だか理解できない思考の持ち主集団であるとしか私は認識できない

*3:1.心神薄弱者ノ行為ハコレヲ罰セズ 2.心神耗弱者ノ行為ハソノ刑ヲ減刑

*4:なんせ八百万もいる